1995年は略字ブランドが人気となりました。
街ではコギャル現象と言って、シャネラーや若者が多く集まりました。
プラダファッションの流行や、光沢素材の流行、コンパクトサイズの物も大流行しました。
記憶に新しいチビTが流行し、このことをへそ出しルックと呼びました。
ブームや、SMAP、そしてラップが流行った年でした。
今回ご紹介するのは、この年の流行語大賞です。
【1995年大賞】
無党派
受賞者:青島幸男(東京都知事)
東京・大阪の知事選挙で、組織力、財力、権力の圧倒的基盤を持つ政党推薦候補を、無所属の青島、横山ノックが破り、メディアはこれを「無党派」パワーと呼んだ。
数合わせだけの政党連合を拒む、新しい有権者層の出現に、既存の政党は大慌て。
NOMO
受賞者:野茂英雄(LAドジャース)
日本野球を飛び出し、米大リーグ・LAドジャースに入団、チームを地区優勝に導き、自身は新人王を取る大活躍をした野茂英雄を、米世論は温かく見守った。
野茂の演じる奪三振ショーに熱狂し、「NOMO」の大声援を贈った。
NOMOは、観客増員、キャラクターグッズ売上増など、メジャーリーグ人気の回復に多 大な貢献をした。
また日本でも、メジャーの野球を日本の茶の間に一挙に持ち込んだ。
「がんばろうKOBE」
受賞者:仰木彬(元オリックス監督)
1995年1月、神戸・淡路大震災が発生した。
復興に起ち上がる市民を力付けたのが、このスローガン。
地元球団オリックスは、スローガンをユニホームに縫い付け、リーグ優勝を勝ち取った。
神戸市民への励まし効果は絶大と、評価は高かった。
http://singo.jiyu.co.jp/nendo/1995.html